2014/03/22

はんだづけカフェで3Dプリンター体験

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前から気になっていた「はんだづけカフェ」に行ってきました。
場所は秋葉原から歩いて10分の所にある「3331 Arts Chiyoda」の3階です。はんだごてをはじめとする電気工作のための道具が借りられる、フリースペースです。カフェという名前ですが、お茶はでてきませんw
はんだづけカフェの名前を聞いた事がなくとも、スイッチサイエンス社とかテクノ手芸部とかは聞いた事ある人も多いんじゃないでしょうか。

何かと話題の3Dプリンターが置いてあって、ほえーほえー言っていたら体験させてもらえる事になりました。
まずはTinkercadを使ってデータの作成。ソフトをインストールしなくても、Webブラウザ上で作る事ができます。

複雑な形をいきなり作るのは難しいので、元々用意されているアルファベットの3Dデータを使ってネームタグを作ることに。自分の名前ではなく、友達のやっている書店の名前にしました。ものの10分くらいでデータは作り終えることができ、入門編とはいえ操作自体は結構簡単です。

完成したデータを3Dプリンターで使えるように別ソフトでコンバートし、出力。※1
こちらがその3Dプリンター。お値段約20万円。意外と安い。本体の後ろにある黄色いのが材料となるフィラメントです。針金みたいな感じでくるくる巻き付けてあります。これを熱で溶かして層を積み重ねていき、成形します。

作成中の動画がこちら。
動画では分かりにくいかもしれませんが、完全に埋めてしまうのではなく中は空洞になっています。土台はハニカム構造にして強度を確保しているようでした。ハニカム構造!

ちなみにライオン堂ネームタグを作ったのは友人で、僕はチュートリアルで遊んだり、GACCOHのロゴを作ろうとして、pngやjpgからsvgファイルを書き出す方法を探している間に時間切れになってしまいましたw
複雑な形を作るのには結構な修行ともっと高価な機械が必要みたいですが、PC一台あればだれでも作れるのは未来感あるなと思いました。
「iPhoneで撮影するだけで3Dデータができるアプリ」で作った招き猫とか見せてもらいましたが、なかなかのデキでしたよ。

時間がなく参加できませんでしたが、@pokke_yamada さんによる飛び入り参加可の電子工作ワークショップも開催されていました。電子工作に興味がある人は足を運んでみると楽しめると思います。

3331では大抵何かの展示をやっていたりするので、アート鑑賞ついでに、あるいは秋葉原でメイドカフェに行った帰りに「はんだづけカフェ」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

※1 現在は一般のお客さんに対しての3Dプリンターの貸し出しや出力のサービスは行っていないとのこと。自作したデータを持ち込んでも基本的に出力はできないそうなのでご注意を




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