2012/04/16

CREVAが開けた音楽業界のパンドラの箱

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CDが売れないので新たな収入源をライブに見出したが、CREVAクラスのミュージシャンでもライブでの集客が難しくなりつつある。音楽業界お先真っ暗。
と言う記事ですが、ビジネスの規模がデカすぎるだけなんじゃないかと思います。

当たり前のように100万枚CDが売れて、ドーム公演はすべてsold outという時代のお金の掛け方のままだったらそれはダメになるだろうと。

これからのミュージシャンの成功の鍵は、1000~10000人規模の小さいけれど熱心なファンの商圏(コミュニティと言い換えることもできるでしょう)を作ることだと思います。
単に音楽を消費するだけの顧客ではなく、活動を応援し、価値観と経験を共有する支持者・支援者を如何に育てるか、みんなを巻き込むかということです。
この流れを加速するかのように、マイクロファンディング・マイクロペイメントといった仕組みも整いつつあります。

・先日米国のマイクロファンディングサービスKickStarterでのアーティストへの出資額が、国の芸術関連の助成金の額を超えたというニュースがありました。日本でもいくつかのサービスが成果をあげつつあります
・Ustreamが近いうちに配信者への投げ銭(寄付)ボタンを設置すると明言しました

ミュージシャンだから音楽だけという訳にはいかなくなり、そういう能力を身につける、あるいは能力のある人を引きこんでチームを作ることが求められるでしょう。

http://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20120407/Cyzo_201204_post_10330.html

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